「Franz Ferdinand / right thoughts, right words, right action」(7.8点)
このアルバムが発売された当時、ボーカルのAlexが「すべての音楽はポップでなくちゃいけない」と言っていたけれど、それをちゃんと実践してくれていたアルバムなんじゃないかと思う。そして前作「tonight」で感じた「『踊れるロック』からの脱却」を見事にバンド自身が否定してくれた。きっとFranz Ferdinandは音楽の「楽しさ」についてかなりアプローチ出来る域にいるのだろう。恐らくここまで来たらあともう少しなんじゃないかな。