生活のアレと毎月やってるアレ
生活がクソすぎる。
大学入ってからまあまあ自堕落な生活を送って来た自覚はあるんだけど、ここ数ヶ月の生活はその中でも特に酷い状態に陥っている。その状況を自分で自覚していてかつ全く改善しようとしていないんだからもうそろそろ色んな意味で限界に来ているんじゃないかな~とか考えている。授業の出席率はもうどの授業もギリギリレベルだし、グループ課題もまともに参加する気も起きないし、生活リズムもぐちゃぐちゃだし、なんかもう大学行ってる意味あんの?って感じ
元々そんなに興味ない学科に進んでしまったばっかりに、1年の頃はまだギリギリ保っていたやる気が学科移行の2年次になってからはダダ下がりで今底が見えかかっている感じになりつつあるな~ つって。
まあ50~60人規模のクラスだから俺以上に出席率ヤバい(というかほぼアウト)な人たちなんてまあ数人ながらもいるにはいるけど、正直そのポジションになるのは遠い話では無くなってきている現実が今あるわけで、ヤバいヤバいそうなりそうかも~なんて考えた日にはもう自己嫌悪から活力が0になりそして外に出なくなって授業サボってまたそのせいで自己嫌悪に陥って…なんていうループ状態になりかねないので、あんまそういうことを考えずに、比較的ストレスを感じない授業には一応出ているんだけど、やっぱり実習とかプレゼンとかみたいな、ただでさえ準備に時間がかかるのにその成果を人前で発表しなければならない授業とかあると、クラスに友達が一人もいない僕としては辛さの極み乙女。って感じで…
は??????
辛さの極み乙女?????
は??????????
まあそんなわけで今日もプレゼンの課題を作ってこなかったが為にサボることにした俺だけど(さっきまで数時間近く自己嫌悪してた)生きていれば別にいっか、って感じでやっていきます
つって。
~おまけ 毎月やってるヤツ~
1位はさよポニの新譜
2位以下は割愛
9・10月のベストアルバム15枚
先月のやつ更新するのをすっぽりしっぽり忘れてましたねー
いかんいかん
夏休みが終わり、学校が始まってそこそこ忙しくなってきたからか
自分の中にあるやりたいことの優先順位が若干変わりつつあります
その中でもあまり順位が高くないブログ更新はちょっと意識の範囲外にあった感じで…
なんとか色々時間をうまくやりくりしなきゃなーって最近思い始めております
15.「Hudson Mohawke / Butter」
14.「Fucked Up / David Comes to Life」
13.「Disclosure / Caracal」
12.「μ's / μ's Best Album Best Live! collection 」
11.「ウワノソラ'67 / Portrait in Rock 'n' Roll」
10.「Michael Jackson / Thriller」
9.「Women / Public Strain」
8.「The Cure / Greatest Hits」
7.「Olivia Tremor Control / Black Foliage」
6.「Deafheaven / New Bermuda」
6.「Jim O'rourke / Insignificance」
4.「Protomartyr / Under Color of Official Right」
3.「Jim O'rourke / Simple Songs」
2.「Tame Impala / Currents」
1.「Deerhunter / Fading Frontier」
(映画)「花とアリス殺人事件」(2.7点)
この映画は元から映画館での上映が開始されてから気になってはいたんだけど、
何かと事情が重なり、とうとう劇場で観る事がなく上映が終わってしまったのだが、先日その映画が道満晴明によってコミカライズされたということで、僕は先に漫画の方を読んで、読み終わった直後TSUTAYAの新作DVDコーナーで借りてきて観たという訳です。
あらすじとしては一年前に殺人事件があったと生徒の間で噂になっているクラスに
有栖川徹子(アリス)が転校してきて、当時の事件を知っている引きこもりの荒井花(花)
と一緒に事件の真相を解明していく、といった話でしょうか。この映画を観るに至った経緯として漫画の面白さから誘発されて鑑賞したので、どうしても漫画版との比較になってしまうんだけど、やっぱり一番に気になったのが花とアリスのキャラクターの描き方かな。
アリスの性格は良くも悪くも(でもここでは悪い意味でかも)"中学生"然とした、
いわゆる世の中をちょっと小馬鹿にしたような、それでもって自己中心的な考えを持った女の子というのを主軸として、男勝りというんでしょうか、暴力的というか体育会系な部分を劇中の様々な部分で見せてきているんですね。その性格が物語上うまく働いていればいいんですが、約半分は周りに迷惑ばかりかけて、しかもそれが物語と関係ないただの迷惑な話という結果で終わってしまうからただアリスの性格にイライラさせられるだけ、って部分が多かったのが印象として残っています。
花も花で「ひきこもり」というキャラクター性がとても弱くて、1年4ヶ月も学校に行かず引きこもっていたという設定のはずなのに、普通に外を平気で出歩いているのも不思議だった。というのは、漫画版ではちゃんと「ひきこもり」という部分にちゃんと物語上の意味を持たせて、漫画版でのラストシーンでそれがうまく作用されていてとても良かったからなのかもしれません。だから映画終盤での花の心情吐露で花に感情移入するのが難しかったというのがあります。
漫画版では道満晴明のドライな雰囲気の中でもちゃんとストーリーに抑揚を付けてラストにドラマチックな展開を見せてくれていたのだが、元となっているハズの映画ではストーリーから脱線している箇所が沢山多く見られた上に全体的に偶然性の高い物凄くご都合的展開なお話になってしまったな~というのが残念。
漫画を読んでから期待値を高めに設定してしまった僕が悪いのかなぁ
暇だったから個人的オールタイムベスト100作ってみた(50位~1位)
続きです。
本当は一つの記事にまとめたかったけど、編集の容量の関係で泣く泣く二つに分割することになってしまいました…。
50位 Wilco / What's Your 20? Essential Tracks 1994-2014
最大の満足感を得られるベストアルバム。
様々な時期の名曲をこのアルバムだけで補完できるのでかなり重宝している。
49位 Mac Demarco / 2
去年の「Salad Days」も良かったけど、こっちのほうが断然好き。
かなり長期的に聴き続けられる気がする。
48位 Red Hot Chili Peppers / By The Way
ここ2年ぐらい聴き続けてるにも関わらず
レッチリの良さはイマイチ掴めてない所があるけど、
名曲「Can't Stop」に関しては今も色褪せてない良さがある。
47位 Cymbals / Anthology
高三の受験戦争終盤によく聴いていたベストアルバム。
僕にとっての“渋谷系”はCymbalsだった。
46位 The Caretaker / An empty bliss beyond this world
クラシカルな音楽を極限までダークサイドに落とし込んだような作品。
聴いていて眠くなる一方で、頭の中に暗いイメージが広がっていく。
だけどそれが良い。
45位 Ariel Pink's Haunted Graffiti / Before Today
Ariel Pinkのメランコリックな歌謡サイケロック。
「Can't Here My Eyes」なんかはその中でも王道的でとても良い。
44位 Deafheaven / Sunbather
僕のブラックメタルに対する拒否感を取り払って、世界観を広げてくれた
ありがたい作品。
43位 Tame Impala / Currents
プログレっぽい曲構成や、シンセを多用したりとか
前二作とは違ったアプローチで打ち出してきた作品だったけど、
これはこれで違った、かなりの良さがあった。
42位 Fleetwood Mac / Rumors
親の影響でソフトロックはかなり好きな音楽なので、
このアルバムを嫌いになる理由が見当たらなかった。
41位 さよならポニーテール / モミュの木の向こう側
1stアルバムにして、さよポニの“根っこ”の部分にあたる重要な作品。
全体の雰囲気としては地味だけど、人肌の暖かさが感じられる。
40位 UNISON SQUARE GARDEN / Populus Populus
みんなユニゾン大好きだよね~
僕も大好きだよ~
39位 Noel Gallagher's High Flying Birds / Noel Gallagher's High Flying Birds
高三の頃の学祭準備で嫌な気持ちになった時によく聴いていた作品。
思い出補正もあるだろうけど今年の新譜よりはまだこっちのほうが断然好きだったかな。
38位 Klaxons / Myths of Near Future
解散しちゃったのはとても悲しい。
「Golden Skans」よ永遠なれ。
37位 Flying Lotus / You're Dead!
変態度で言えば「Cosmogramma」と同列ぐらいなんだけど、
ベースサウンドの良さも相まって二重に気持ちがいい。
36位 Department of Eagles / In Ear Park
単なるGrizzly Bearのメンバーのサイドプロジェクトでしょ、と侮ってはいけない。
サイケ成分を多く含んだ退廃的かつ荘厳なサウンドは一度聴いたら忘れられない。
35位 Destroyer / Kaputt
純度100%のポップソングアルバム。
一度冒頭の「Chinatown」から聴き始めると、最後の「Bay of Pigs」まで
聴くのを止めることはできない。
34位 Arctic Monkeys / AM
アクモンの中で何か悟りを開いたのか、一番落ち着きに満ちたアルバム。
初期の頃とは全く違うアプローチでメロディーメーカーとしての本領が発揮されている。
33位 Belle and Sebastian / Write About Love
従来のベルセバファンって、やっぱり初期の「If You're Feeling Sinister」
のような湿気のある暗めの作品の方が好きなのかな。
僕はこの作品のような暖かさが溢れている“陽”のベルセバの方が好き。
32位 Ty Segall / Manipulator
The White Stripesを聴いて以降ガレージロックの良さがわからないまま長い時間が経って、
そしてたまたまこの作品でTy Segallに出会えたことに感謝をしなければならない。
Ty Segallは天才。ガレージロック最高。
31位 Travis / Singles
このベストアルバムを聴いてると、浪人期に気分転換として電車で小旅行をした記憶が蘇る。
このバンドのメランコリックなメロディーと合わさってちょっと感傷的になってしまうんだよな。
30位 Vampire Weekend / Modern Vampires of The City
「Diane Young」は名曲なんだよ!!
ベイビベイビベイビベイビライトオンタイムなんだよ!!
29位 Tame Impala / Innerspeaker
今にして思えばTame Impalaの音楽ってこの1stですでに完成されている気がする。
だってもう非の打ちどころがない作品だし、2nd「Lonerism」は3rdへの布石だった訳だし。
そんな訳で僕は「Expectation」が一番のお気に入りです。
28位 Maroon5 / Overexposed
ロックリスナーの中でMaroon5を馬鹿にする奴は許さない。
許さないっていうか一回このアルバムを聴いてみて欲しい。ほんとに。
否定的な人も考えが変わるかもしれないよ。
27位 Primal Scream / Screamadelica
当初買って聴いたときも「???」って感じでなんだかよくわからない作品だな、って思ってたし、
未だにたまに思い出したように聴いても「???」って感じ。
でもいいか悪いかでいったら断然いい。
26位 Aphex Twin / Richard D. James Album
初Aphexがこれ。買った当初は「4」以外良さがわからないというかイマイチ乗り切れない感じだったんだけど
去年「Syro」を聴いてからまたこの作品に触れた時に、
この作品にあったモヤモヤしたよく見えにくい所がハッキリわかるようになっていた。
今ではかなりの愛聴盤。
25位 Ghost / Hypnotic Underworld
邦ロック厨だった高校時代、もう日本のバンドで面白い音楽をやっているやつなんていないな、
と勝手に決めつけて洋楽に逃げるようにのめり込んでいった頃もあったけど、
去年からまた日本の音楽を見直してみようという気持ちになって色々漁った結果、この傑作にたどり着いた。
日本のロックシーンはまだまだ面白いものがたくさんあるということがわかった。
24位 kanye West / My Beautifl Dark Twisted Fantasy
ここ最近の誰もが認める大名盤。
「Power」の衝撃は今でも忘れられない。
23位 サニーデイ・サービス / Sunny Day Survice
確かこのアルバムをよく聴いてたのが真冬だったこともあってか、
歌詞の世界に深く入り込むことができた。
最高の一枚。
22位 Round Table / Domino
愉快で、笑えて、泣ける、喜劇のような作品。
21位 Coldplay / A Rush Of Blood To The Head
浪人期にお世話になったシリーズ。
Coldplayはどのアルバムをとってもそれぞれ違った良さがあるけど、
中でも一番メロディーの良さを最高のバンドサウンドで際立たせているこの作品が大好き。
20位 Chance The Rapper / Acid Rap
フリーダウンロードで手に入る傑作。
無料でこのような名作に出会うことができることを知った時に、
大きな喜びと果てしない探究心が芽生えてくるのを感じた。
19位 Godspeed You! Black Emperor / 'Alleujah! Don't Bend! Ascend!!
基本的に僕が音楽を聴き続けている理由って「“刺激”を求めているから」っていうのが一番だったりする。
常に新しい情報が入っていることが音楽の面白さであったりもするし。
そしてそんな僕のニーズに今年に入ってからピッタリとはまってくれたのがこの作品でありこのバンドだった。
いくら聴いても理解がおっつかないくらいの巨大な音の塊をぶつけられたような気分で、
しばらく僕はこのアルバム含めこのバンドの作品を聴き続けることになりそう。
18位 Swans / The Seer
去年の問題作「To Be Kind」の2年前に出していた作品。
これを聴くといかに「To Be Kind」が丸くなっていたのかがわかるくらいに、
狂気のアルバムであった。一曲目「Lunacy」の時点で不穏な空気が肌で体感しているようにわかるし、
「Mother Of The World」は初めて聴いた時に背筋が凍ったのを覚えている。
これを聴くともう生半可な音楽は聴くことができなくなるだろう。
17位 北園みなみ / Lumiere
北園みなみはおそらく、キャッチーで万人が一度聴いて心奪われるようなメロディーのある曲を作ろうと思えば作れるんだろうけど、
キャッチーになりうるメロディーラインをわざと外したように作っているのだと思う。
そのお陰で楽器隊のサウンド一音一音に耳を傾けることができるし、その音の緻密さに感動することもできる。
16位 Base Ball Bear / 十七歳
僕が十七歳になる前にこの作品を聴いて思い描いていた「十七歳」と
十七歳になってからこの作品を聴いて噛み締めていた「十七歳」は
どちらも自分にとって尊いものであると思うし、大事にしていきたいと思える。
15位 The Magnetic Fields / 69 Love Songs
3枚組3時間近くもある69曲入りアルバム。
至高のポップソングがこのアルバムに数え切れないほど詰まっている。
14位 Aphex Twin / Syro
Aphex Twinっておそらく自分の音楽を追求していく一方で、
時代に合わせた音楽を作ることもできたのだろうと思う。
その成功作第一弾がこのアルバムだということなのかもしれない。
13位 Hermann H & The Pacemakers / Six Packs
卓越したポップセンス+インテリジェンス香る社会を憂う皮肉めいた歌詞+ウルフ
= Hermann H & Pacemakers
12位 Justin Timberlake / The 20/20 Experience
浪人期にお世話になったシリーズ。
「Suit & Tie」に一聴き惚れして買いました。
何げにコレが初めて買ったR&Bのアルバムだったな、と思い返してる。
11位 Radiohead / Hail To The Thief
Radioheadはこれ以前にも名作を沢山作ってきたけれど、
やっぱりロックとして一番成熟しているのはこのアルバムでしょう。
「There There」は本当に名曲。
10位 Blur / The Best Of
もうBlurについて言えばやることがすべて正義だと信じて疑わなかった時期があったし、
今でももしかしてそうなんじゃないかな、とか考えてたりする。
少なくともBlurのこのベストアルバムに限ったら全部全曲が正義なのかもしれない。
9位 Grizzly Bear / Shields
浪人期の中で一番忙しさがピークになっていた時によく聴いていた作品。
だからこの作品に救われた所は少なからずあると思うし、僕がロックミュージックを聴くときの
ある種指標として機能している作品になり得ているので、もうこのアルバムには足を向けて寝られない。
8位 Songs Ohia / Magnolia Electric Co.
ほんの数ヶ月前に買ったばかりの作品ではあるけれど、
最早すでに僕の中のフォークロックの金字塔になってしまっている作品。
良い歌声と良いメロディーがあればそれだけで最高の音楽たりえるということを証明している。
7位 Deerhunter / Halcyon Digest
去年妄信的狂信的に死ぬほど聴いた。
このアルバムのお陰で(?)僕はDeerhunter無しには生きられなくなってしまった...。
「Desire Lines」は名曲文化遺産として早々に登録すべきだ。
6位 サニーデイ・サービス / 愛と笑いの夜
これを初めて聴いたのは高三の頃だったけど、
年を経るごとに段々と良さが増していってる。
全曲名曲で全曲愛おしい。
5位 Belle and Sebastian / Push Barman to Open Old Wounds
過去のEPをまとめたコンピレーションアルバムなんだけど、
もうこれベストアルバムとしてみなしてもいいんじゃないか、ってぐらいに
隙が無さ過ぎる。基本的には直近10年のベルセバが好きな僕だけど、
この作品は超例外的に大好き。誇張表現ではなく一生聴ける。
4位 Deerhunter / Monomania
3ヶ月くらい前にこのランキングを作っていたら、おそらく7位と順位が取り変わっていただろうけど、
来月に出る新作の先行トラックである「Snakeskin」を聴いて、この作品をもう一度聴き直してみようと思い立った。
多分来月の新作はこの作品と地続きになっているような気がしたからだ。
そして、この作品は単なるガレージサウンドだけではない、
様々なギミックが施されているような印象が浮かび上がって来た。
最終的に、もう僕にとってのDeerhunterは「Halcyon Digest」だけではなくなっていた。
3位 Base Ball Bear / (WHAT IS THE)LOVE AND POP?
僕がこのバンドに出会ってから7年経った今でもこのバンドを変わらず好きでいられるのは、
この作品のお陰と言っても過言ではない。
なぜならこの作品が僕のなによりの“青春”であったからだ。
2位 さよならポニーテール / 魔法のメロディ
高校二年の一番気持ちが不安定だった時期に出会ったこのユニット。
この作品は日本のポップスの良さを最大限まで濃縮したような音楽をしている。
「ナタリー」を聴けば何もかも全肯定されている気持ちになった。
さよならポニーテールには一生ついていく。
1位 Belle and Sebastian / The Life Pursuit
僕にとって全ての音楽の指標となっているのはやっぱり「ポップであること」なんだけど、
それを僕自身がはっきりと気づくのにはかなりの大回りをしていた気がする。
2年前にこの作品を聴いたことによってあらゆる道が拓けたんだと今になっても実感しているし、
今ではこの作品に対してはもう好きとか嫌いとかを超えて、
僕が音楽を聴いていく上で無くてはならないアルバムとなった
暇だったから個人的オールタイムベスト100作ってみた(100位~51位)
「暇だったから夏休み企画的な感じで酔狂で作ってみようかな~」
なんて軽い気持ちで作り始めたけど、やっぱりべスト100はやりすぎた。
まあでもここ3,4年で聴いてきたものを振り返って見返す時になにか記念碑的な、アーカイブ的なのが欲しかったのは事実なんですよ。
で、今回はちょっと自分の作品に対する感想みたいなのをいれてみようかな~、
って感じでレビュー的な感想文を一つ一つ付け加えていったら、自分が想定していた5倍の時間がかかってしまった...。
でも大変だったけどその分一つ一つの作品に対する気持ちをもう一度見つめ直すきっかけになれたのは良かったと思う。
そうは言ってももう当分はやりたくないな。うん。
100位 Disclosure / Settle
まだ洋楽とか聴き始めのあんまり電子音楽に詳しくない頃に聴いてた作品だったかな
「White Noise」や「F for You」は今聴いても最高
99位 The Dismemberment Plan / Emergency and I
言わずと知れた90年代最後の名盤。
「The city」が人気だけど個人的には「Girl O'clock」と「What do you want me to say」が一番好き
98位 The Stone Roses / The Stone Roses
1年半前に聴き始めた頃は「『I am the Resurrection』の後半部分いらなくね?」
って思ってたんだけど今聴くと「絶対に後半部分は必要!」って思えるから
自身の感性の変化にしみじみとした気持ちがある
97位 相対性理論 / TOWN AGE
確かメンバー体制が変わった直後の作品だから
相対性理論ファンの中でも賛否両論あるアルバムだよね、これ。
高校の頃の自分だったら受け付けられなかっただろうけど、
今なら理論の中で一番好きな作品だって思える。
96位 The Beach Boys / Pet Sounds
ド名盤。にも関わらずちゃんと聴いたのは去年からだから、
今まで聴かずにいた自分を叱りたい気持ちで毎回土下座しながら聴いてる(嘘)
様々な名曲がこのアルバムに入ってるけど、なかでも
「Here Today」が一番好き
95位 Base Ball Bear / 二十九歳
このアルバムで若干の疑惑があって、先月と先々月にシングルで出した「それって for 誰?」,
「文化祭の夜」で確信に変わったことがあるんだけど、Base Ball Bearはもう前作「新呼吸」以前にあった
ようなティーンエイジャー向け青春ギターポップに対してほとんど決別の意を向けていて、カッティングを多用した
いわゆるファンク路線に切り替えようとしているんじゃないかと思う。
でもこのアルバムに収録されているシングル曲「ファンファーレが聞こえる」,「Perfect Blue」を聴く限りでは
普通にギターポップ曲になっているので、
この頃はまだ完全に以前のスタイルからは断ち切れてなかったのだろうな、と考えている。
でも先月と先々月のシングルを鑑みると、もう完全に決別することができたのだろうな。
94位 The Beatles / White Album
30曲90分だからとかそういう理由ではないんだけど、この作品は未だに自分の中で完全に咀嚼しきれてない
部分がある、と思う、のかな?でもそれがどこにあるのかは自分でもよくわかっていない。
個人的にはビートルズの中でも一番難解なアルバムだと思ってる。
93位 Scissor Sisters / Ta-Dah!
Bee Gees好きの親に完璧に影響受けてるから、このアルバムの
「I Don't feel like Dancin'」を聴くと無条件で好きになる
自分の感性には抗えないっすわ。
92位 Daft Punk / Random Access Memories
浪人期にお世話になったシリーズ。
「Get lucky」 や「Lose yourself to dance」よりも、
80年代ディスコ臭がプンプン香る「Fragments of time」がこのアルバム一番の名曲。
91位 Belle and Sebastian / Girls in Peacetime Want to Dance
前作から約5年経ったけどやっぱりベルセバはベルセバだなぁ、
と安心して再確認できた作品。
90位 Tame Impala / Lonerism
ぼ、ぼかぁサイケデリックロックが大好きなんだなぁ
今年出た「Currents」でバンドサウンドやスタイルがまったく違うものになってしまった、
ってよく聞くけど、今だから言えることなんだろうけど
この作品の時点で「Currents」への布石となるような曲がちらほら存在してるよね。
「Apocalypse Dreams」なんかはいかにも「Currents」のそれっぽい。
常に成長し続けようとする姿勢のある人はアタシ大好きよ。
89位 The Tallest Man on Earth / The Wild Hunt
とても大好きなアルバムなだけに、このアルバムがブックオフの280円コーナーで
見つけたという部分でかなり複雑な思いがある。
みんなもブックオフの在庫処分ワゴンに入ってるのを見つけたら買って聴いてみて欲しい。
コスパの良さは保証する。
88位 Super Furry Animals / Rings Around The World
「Alternate Route To Vulcan Street」から「Receptacle For The Respectable」
までの流れは本当に最高。というか全曲最高。
87位 Lotus Plaza / Spooky Action at a Distance
去年Deerhunterにどっぷりハマっていた頃に聴いていた作品。
Deerhunterの「Desire Lines」のギターサウンドが好きな自分にとっては
まさに俺得なアルバムだった。
86位 Oasis / (What's The Story) Morning Glory?
洋楽聴き始めのほんとの最初の頃に聴いてたアルバムだなー
洋楽を聴く人は避けて通れない作品だよね
85位 M83 / Hurry Up, We're Dreaming
シューゲイザー系エレクトロの真骨頂。
今年の初めあたりに同バンドの「Suturdays = Youth」を聴いたけど
でもやっぱりこっちが好きかな。
84位 北園みなみ / Promenade
去年はホントに洋楽ばかり聴いてたし、10月にこのアルバムに出会ってなければ
もう二度とちゃんと邦楽を聴くことはなかったんじゃないか、ってぐらいには
国内の音楽の良さにまた気づかされた作品。
83位 音速ライン / 100景
これを聴くと、必ず高校二年の朝の自転車通学で聴いてた頃を思い出して感傷的になるから
たまにしか聴けない。
82位 Yo La Tengo / Fade
「Ohm」は100とは言わず1000回10000回聴ける。
81位 さよならポニーテール / 青春ファンタジア
さよポニのアルバムの中では一番最近の作品だよね。
初期の頃と2,3年の間で随分雰囲気が変わっちゃったけど、
さよポニの根っこの部分にある洗練されたポップセンスはまだまだ健在。
80位 Yoko Ono Plastic Ono Band / Take Me to The Land of Hell
一昨年レターマン・ショーで披露された「CHESHIRE CAT CRY」のパフォーマンスによって、
Yoko Ono自身が“ロック”なのだと気づかされた。
79位 Arcade Fire / The Suburbs
Arcade Fireの中で一番安心して安定して聴けるのはこれ以外なかった。
78位 Beady Eye / Different Gear, Still Speeding
浪人期にお世話になったシリーズ。
この数年後に出された「Be」はうーん…だったけどこの作品は本当に大好きだから、解散したのは本当に悲しい。
「Bring the Light」と「The Rollar」は特にお気に入り。
77位 The Strokes / Is This It?
「捨て曲なし」って言う言葉はこの作品の為にあるんじゃないかってぐらい全曲素晴らしい。
このアルバムが好きすぎて毎回比較対象として見てしまうから、これ以降のアルバムはどれもイマイチ好きになりきれないのが辛い。
76位 Arctic Monkeys / Suck It And See
「The Hellcat Spangled Shalalala」一曲だけでこのアルバムを買う価値があると思って買って聴いたし、
今でもその選択(というか考え)は間違っていなかったと自信を持って言える。
75位 Animal Collective / Strawberry Jam
この作品の2年後に出た「Merriweather Post Pavilion」では
ほとんど「ポップ性」が大多数を占めていたのに対して、
この作品は「ポップ性」と「実験性」の間にある「ゆらぎ」の部分がとても大きくて、
僕はおそらくそこに惹かれたのだろうと思う。
74位 Coldplay / Viva La Vida Or Death And All His Friends
浪人期にお世話になったシリーズ。
英語の勉強めんどくせー、ってなった時に「Viva La Vida」の歌詞とか覚えてたな。
73位 My Bloody Valentine / Loveless
高三の5月あたりにアホみたいに聴いてたな~確か
先月久しぶりに聴いたけどやっぱり良いものはいつだって良かった。
72位 Godspeed You! Black Emperor / Asunder, Sweet and Other Distress
今年は個人的にGY!BEの年だったな~
GY!BEとの衝撃的な出会いも今年の初めだったし、数年ぶりにこの新作が出たってのも今年だったし。
この作品も含めて、GY!BEの全作品を一気買いしちゃったけど、
ちゃんと咀嚼できるにはまだまだ時間がかかりそうだな
71位 Vampire Weekend / Vampire Weekend
全体的に「のほほ~ん」とした独特の空気感があるから憎めない。
「Oxford Comma」はたまに思い出してよく聴く。
70位 Primal Scream / Give Out But Don't Give Up
浪人期にお世話になったシリーズ。
「Rocks」を聴く目的で買ったけど、一番ハマって聴いたのが「Call On Me」でした。
69位 Galileo Galilei / Portal
Mステで「ハマナスの花」を演奏してた頃とは全く異なった音楽をしているけど、
今の自分にはこの作品がしっくりきてる。
「Imaginary Friends」みたいなエレクトロ全開の曲を作るなんて、「夏空」の頃には想像もしなかっただろうな。
68位 Kamasi Washington / The Epic
生まれてこの方まともにジャズなんて聴いたことなかったけど、
このアルバムのお陰で「ジャズ…ええやん!」ってなり始めている。
感謝感謝。
67位 Flying Lotus / Cosmogramma
最高にトチ狂った作品。
これ聴いてると90年代にAphex Twinを聴いていた人たちもこういう気持ちだったんだろうか、
とか考えちゃったりする。
66位 Daft Punk / Discovery
浪人期にお世話になったシリーズ。
「Digital Love」が特にお気に入り。
65位 Phoenix / Wolfgang Amadeus Phoenix
自分にとっての初Phoenixにして、Phoenixで一番好きな作品となりましたありがとうございます。
「1901」なんかは原曲もいいんだけど、やっぱりライブ映像のあのヘロヘロ感もたまんないんすよね~
64位 サカナクション / DocumentaLy
今の電子音楽に完全に傾倒してしまったサカナクションも悪くないんだけど、
でも今の所この作品が一つの完成形なんじゃないかな...。
63位 The Avalanches / Since I Left You
すべての音がサンプリングのみで構成されている作品。
その構造そのもののスゴさだけじゃなくて、メロディーの良さも多分に感じ取れる。
62位 Ben Folds Five / Ben Folds Five
浪人期のおそらくかなり精神的に不安定だった時に聴いた作品。
よく言われてる「音楽によってストレスは解消できる」っていうのはあながち間違いじゃないかもな、とほとんど確信として信じてるのは
僕が当時このアルバムで精神の不安定を落ち着けていたからだった。
61位 Gorillaz / Demon Days
高三の頃に「Feel Good Inc.」がベストヒットUSAでたまたまかかってて、
すぐに「好き!」ってなった後に、程なくして購入をキメたアルバム。
60位 Ty Segall / Singles 2007-2010
ガレージロックでもやっぱ好き嫌いはあるなあと感じた。
The white stripesは全然ダメだったのに、これはものすごく好き。
なんでだろうなあ...。
59位 蟲とlumpyとミュージックコンクリート / 蟲と東方と青酸(メロン)ソーダ
まだ高二の初めでバリバリ邦ロック厨かつロキノン厨だった頃に、なんの因果か出会ってしまった作品。
あの頃は良さがまったく分からずにただ聞き流していたけど、今現在のノイズミュージックの好みは、
この頃に聴いてたこの作品にものすごく影響を受けていると感じる今日この頃。
58位 Grouper / Ruins
この作品に出会うまでの「アンビエント=退屈な音楽」
という思い込みを持っていた過去の自分をだれか殴って欲しい。
でもアンビエントミュージックそのものすべてが良いのではなく、Grouperの音楽が素晴らしかったのだ、
ということに気づくのは、この作品との衝撃の出会いからずっと後だった。
57位 Fall Out Boy / Infinity on High
洋楽は何から手を付けて聴き始めればいいのか全然分からなかった頃に聴いてたアルバム。
今では全然聴かなくなっちゃったけど、あの頃に熱中して聴いていた自分自身は否定できないよなー。
56位 Deerhunter / Microcastles
僕の初Deerhunter。買ってからちょうど一年くらい経つけど、
聴くたびに良さが溢れてくるからやめられない。
55位 Radiohead / In Rainbows
ほとんどのRadioheadのアルバムは浪人期に聴きまくったな~
今こうしてインディー系の音楽を抵抗なく聴いていけるのはradioheadのお陰。
54位 Foals / Total Life Forever
長い間「My Number」の呪縛によって「Foalsは『Holy Fire』が至高!」って思い続けてたけど、
少し時間を置いてからこの作品と「Holy Fire」を聴き比べたら、何故かこの作品の方が
断然印象が良くなっていた。
53位 Shiggy jr. / Listen to the music
1stに比べたら随分と垢抜けちゃったよね。
でもポップセンスは衰え知らずというかむしろ洗練されてきている気がするから
このまま突っ走っていってほしいな。
52位 Sufjan Stevens / The Age of Adz
「Impossible Soul」は究極のポップソング。
一時期狂ったように「Impossible Soul」ばかり聴いていた。
51位 Swans / To Be Kind
去年一の問題作。
2枚組CDで10曲2時間なんて今まで経験したことないし、内容も今まで経験したことのないような
言葉に表現できないほどの重たい音楽を鳴らしていた。
聴き通せるようになるまで時間がかかったけど、そこからの中毒性というか、沼に足をとられたというか、
なにか深みにはまったような勢いで聴き倒した。
8月のベストアルバム5枚
今月はなにかと出費が多い時期だったので、音楽にお金をかけていられる余裕がないのと、あまり自分の中でしっくりくる作品が少なかったことも相まって、今月は5枚の選盤となりました。まあこんな月もあってもいいよね。
5.「Advantage Lucy / ファンファーレ」
4.「Toro Y Moi / Samantha」
3.「Dirty Projectors / Bitte Orca」
2.「Ben Frost / By The Throat」
1.「Twin Shadow / Forget」
「Pharmakon / Bestial Burden」(7.6点)
この作品作ったPharmakonさん、頭トチ狂ってんじゃないんですかね…
一曲目の冒頭、Pharmakon本人(と思われる)の気持ち悪い呼吸音から始まったと思えば、芸術性の欠片もないような不快度100%の絶叫を繰り出してみたり、かと思えば数分間丸々知らない男がただ咳をしているだけのトラックがあったり…
まあこれが今のインダストリアルのスタンダード、って言われちゃあ僕は何も反論できないし、この作品を真正面に受け取ることしかできないよね。でもこのアルバムを聴いてわかったことが「自分の考えている以上に音楽って自由だったんだなー」と。こんな滅茶苦茶な音の塊でも世界には一定数それを欲している人がいて、そしてその為にCDとして全世界に流通しているという事を。
自分の中にあった音楽そのものの枠をとっぱらってくれたという点ではこの作品に感謝しなければいけないのだろうか。しないけど。